3回目の健診&戌の日 [妊娠中期]
あんなに蒸し暑かったのに、すっかり秋らしくなりました。
最近、体重の増加がハンパないです。ジーンズなど、今まで穿いていたものは太ももでひっかかって穿けなくなりました。お腹じゃなくて、太ももなんですよね。結構ショックです…。
見た目ではまだ分からな
いねー、と言われるのですが、お腹が大きくなってきました。
多分15週頃に、胎動?と思うような下腹部の動きがありました。下腹部がポコっとなるような感じです。腸がうごめいているのかな~?、と思って、初めは気にしていなかったのですが、その後頻繁に感じるようになって、あれは胎動だったのだ、と分かりました。
最近はきゅるきゅる~、という感じになることもあれば、パンチと思しきものを何発かくらうこともあります。食事中に感じることが多いので、栄養が来るゾ、と思って興奮しているのかもしれません(^^;。おもろいです。
先日、3回目の妊婦健診に行ってきました。
18w3d
安定期に入って初めての健診です。前回元気な様子は見ていたけれど、4週間前のことだし、下腹部が痛むことが多かったので、不安な気持ちを抱えて病院に向かいました。
診察前の一連の測定にはやっと慣れてきましたが、妊婦さんばっかりの待合スペースにはまだ慣れません…。
16週以降になるとお腹の上からの超音波になり、前回と違う診察室&先生になる、と言われていました。私の番になり、診察室へ。入るとすぐに台の上へ横になるよう言われました。看護師さんに促されて横になり、浮腫の確認と子宮底長、腹囲の測定がありました。今回が初めての測定です。浮腫は足を指で押してむくみをみていました。子宮底長は恥骨からへその下くらいまでを、腹囲はお腹の膨らんだところをメジャーで測っていました。「腹囲は『ウエスト』のことではありませんからね」と念を押してもらいました。
【測定結果】
浮腫:(-)、 子宮底長:14㎝、 腹囲:72㎝
その後、お腹を出してください、と言われ、イヤンな所はタオルで隠してもらい、ジェルを塗られて超音波の検査が始まりました。今までと違ってカーテンの仕切りもないし、診察室も暗くなりませんでした。
モニタに赤ちゃんの姿が映し出されました。前回ほどはグッと大きくなった感はなくて、CRL(頭からお尻までの長さ)は100.8㎜。もうCRLでは出産予定日を算出しません、と言われ、BPD(赤ちゃんの頭の横幅)を測定されました。BPDは42.6㎜。大体出産予定日く
らいの日付が表示されたので、週数相当に大きくなってくれているようです。
心臓がはっきり動いているのを確認した後、胃が出来ているのも確認しました。手を握っているのが分かりますか?、と聞かれ、見てみると赤ちゃんは両手をグーの形で握りしめていました。指がはっきり見えてびっくりしたのです。その指は一体どんだけの小ささなのよ~。
先生はじっくりとエコーを動かしながら、胎盤とへその緒の確認をしているようでした。サーモグラフィのよう に色が変わる部分があって、そこが胎盤だ、と教わったと思います(←あまり良く分かってなかった)。 胎盤の真ん中からへその緒が出ているようだ、と言われたので、問題ないということですか?、と聞くと、今の時点ではそうだけど、週数が経たないと分からないこともあるので何とも言えない、と言われました…。
もっと赤ちゃんを見ていたかったのに、胎盤&へその緒の確認が終わると、モニタの電源はぷっつり切られてしまいました。もっと様々な角度から見てみたかった…。
次回もまた4週間後、ということで予約を取った後、下腹部の痛みを感じることが多い、と不安に思っていることを話してみました。下腹部全体が痛くなる、とか、出血を伴うようならすぐに連絡をするように言われ、それ以外の痛みなら、大きくなろうとしている子宮の生理的な痛みだから気にしなくてもいい、ということでした。
健診はこれにて終了。安定期に入ってはいたものの、赤ちゃんが本当に無事なのかどうか 分からなくて、なかなか気持ちが安定することはありませんでした。でも、ちゃーんと成長しているのを確認出来て、やっと、お腹の赤ちゃんを感じていいんだ~、って思えるようになりました。 ホントに、涙が出そうになったのです。
【戌の日のお参り】
安定期に入った、ということで、安産の祈願にも行ってきました。場所は雑司ヶ谷の鬼子母神堂です。昨年のちょうど今頃、お友達と一緒に鬼子母神を訪れており、子授けの絵馬を奉納していたのでした(その時のことを書いた記事→「無事に・普通に・移植出来ますた。。。:2010年9月 記事の最後に書いてます)。御利益があったのかな~、と思い、御礼参りを兼ねて安産の祈願をするなら鬼子母神で、と決めておりました。
そもそも「戌の日のお参
り」のことを知ったのは、同じ職場だった友人が妊娠した時でした。「お義母さんが『戌の日』にお参りに行くように、と言うんだけど、会社を休んでまで平日にお参りなんて行きたくない」、という話を聞いていたのでした。その時は全く同感だと思っていたのに、いざ自分のことになると神頼みしたい気持ちが強くて、旦那さんに会社を休んでもらい、旦那さんのご両親にも来てもらい、結構大きなイベントにしてしまったのでした。
事前に電話を入れると、予約可能ということだったので希望の時間を予約。祈願料は¥5,000~、腹帯は¥3,000で授けることもできるし、自分のものを持ってきても良い、ということでした。どうせなら毎日身につけるものをお祓い?してもらいたいなー、と思ったので、妊婦帯を購入し持参しました。
当日、予約した時間の5分前位に到着。受付をして祈願料を払い、用紙の記入を済ませると、家族全員でお堂の一番奥の方へ通されました。ご本尊のまん前です。祈願は10分弱ほどだったと思います。名前と生年月日を連呼されるのがめっちゃ恥ずかしかった。名前はまだしも、生年月日はやめて~(>_<*)、みたいな。。。
祈願してもらっている間、子どもを授けてくださってありがとうございます、と心の中で唱え、無事に出産できますように、とお祈りしました。祈願をしたこの日は戌の日で「友引」だったので、昨年一緒にお参りしたお友達のところや、赤ちゃんを待っている人たちのところにも赤ちゃんがやってきますように、とお願いしました
祈願後に頂いたた品々です。お札とお供物、お祓いしてもらった妊婦帯を、ミミズクのイラストが描かれたオリジナル紙袋に入れて渡して頂きました。
祈願の後は近くのケヤキ並木沿いにある喫茶店、キアズマ珈琲で一休み。その後、新宿へ移動して会食、となりました。旦那さんがお義母さんのお腹の中にいた時の話とか、色々お話を聞けたり、これから生まれる赤ちゃんのことであれやこれや話しをするのも楽しかったです。お陰様で、良い祈願の日を過ごすことができました。
【赤ちゃんを迎える準備スタート】
気持ち悪く感じることはもうほとんどなくて、今何を
しているのか、と言えば、赤ちゃんを迎える準備を始めています。
家族がもう一人増えるわけですから、物も増えるだろう、ということで、家の中の不要なものをバンバン捨てています。
我が家では昨年から旦那さんが断捨離モードに入っていたのですが、赤ちゃんを迎えるために私も加勢し断捨離を進めています。昔の「思ひ出の品」がわんさと出てきて、整理するのは本当に大変だったのですが、何が自分にとって大切なことだったのか、見つめ直して確認することができましたし、いろんな方からの善意をもらって自分が生きてきたことを確認することができました。
今は「スキャンして捨てる」という選択肢があるので、優柔不断な私でも整理をすることができています(^^;。
不要なものを片づけていくと、普段の生活を快適にしたい、という気持ちも生まれて、今まであり合わせの家具でやり過ごしてきた我が家の中も、少しずつ使いたいと思うインテリアに変えていっています。生活に満足感が生まれております。
もう一つ、赤ちゃんを迎える準備をしていることは「お金」です。これまで、秘密主義の旦那さんと無計画な私の間で冷たい戦争が勃発したこともあったのですが、子どもにかかるお金を用意しなければ、という気持ちのもとで一致・和解し、家計の現状を把握して見直し、貯金を始める、という行動をおこしています。
私は個人的にお金との付き合いが悪いというか、お金に対して良い感情をもったことがないし、恩恵を受けている実感もなかったのですが、お金と向き合うことで有難みを感じられるようになりました。大事にしなければ、と思ったのはもちろん、自分が購入・消費するものに自信が持てるようになったような気がします。罪悪感を感じなくなったといいましょうか…。「お金を払うお陰で手にすることができる」、という感覚に変わっています。
赤ちゃんのためにしている色々なことを通して、自分の生活習慣や考え方を修正してもらっているような気がしています。すごいですよ、赤ちゃん。キミは一体どんなパワーの持ち主なのだ~(^^;。
これからも体調に気をつ
けて、無理せず赤ちゃんを迎える準備をしていきたいと思っています。
気温差が激しい日が続いています。風邪などひきませんよう、お体ご自愛ください。
2回目の健診 [妊娠初期]
まだ暑い日が続いていますが、夜になると虫たちが奏でる良い声が聞こえてくるようになりました。空に浮かんでいる雲も、秋の雲です。
もうすぐ8月も終わりですが、こんなに長い1か月が今まであっただろうか、と思うくらい、この8月は長かった…(まだ終わってないけど…)。
そろそろ抜けると思われたつわりがなかなか抜けず、気持ち悪さを感じる日々が続いていました。気温が高くて暑く、高温が続いている私自身も暑くて、気持ち悪さが続いていたので、ついつい冷たいものに手が伸びていました。
暑さのピークを迎えていたお盆休みの頃、激しい腹痛と下痢で思いっきり体調を崩してしまいました。夜もよく眠れないことが多くて、体力が低下し夏バテしたのだと思います。うだるように暑いのに、口にするのは毎日お粥やうどん、ぬるいポカリばかり…。エアコンもずっとつけていると気持ち悪くなってきてしまうので(あたしゃ年寄りかっ)、横になっているのもしんどかった…。
激しく下痢をしたので、赤ちゃんに影響がないかとても心配していました。栄養がいってないんじゃないか、とも思ったり…。
妊婦健診まであと1週間、というところで基礎体温が徐々に下がり始めて、健診前に病院に行った方がいいのか、かなり迷いました。基礎体温はその内下がってくる、と聞いてはいたけど、確か15週以降だと記憶していて、 ちょっと早いんじゃないか、と思ったのです。
他にも、おりものシートにうっすらピンクのものがつく日がずっと続いていたりして、毎日不安を抱えていました。病院に行きたい気持ちを抑え続けて、やっと健診の日を迎えました。
14w4d
私はこの日をどんだけ待ちわびたのさっ、と思いつつ、不安いっぱいな気持ちで分娩予定の病院へ行きました。受付をした後は受付表と受診表、母子手帳を産婦人科のクラークの方へ渡し、採尿→体重・血圧測定をし、プリントアウトされた測定結果をクラークの人に渡してから、順番が来るのを待ちます。
1時間ほど待って診察室へ呼ばれました。不安に思っていたことや最近の症状などを話した後、超音波で赤ちゃんの様子を見ることに。
まず、出血がないかどうかを確認してもらい、子宮からの出血はない、と言われました。とりあえず大丈夫なようです。。。
その後、超音波の機械が入り、しばらく沈黙が…。モニタを使用する時は室内の電気が落とされるので、診察室の中は暗いのです。目をつぶっていると真っ暗で、赤ちゃんもこんな風に真っ暗な中にいるのかなー、と思いながら、祈るような気持ちでカーテンが開けられるのを待っていました。
内診台を囲っているカーテンが開けられ、モニタを見せてもらいました。赤ちゃん、大きくなっていますよ、と声をかけられ、心から安堵しました。
大きさは75.6㎜。以前はチカチカしていた心臓も、ドクドクと力強く動いているのが良く見えました。この日は赤ちゃんに余り動きがなくて、どうしたのかなー?と思っていたら、手足をゆらゆら動かし始めました。まだ2.5頭身くらいで、手もドラえもんみたいに見えるんだけど、足がはっきり見えてよく動くようになりました。嬉しくて、無事でよかった…、って何度も思いながらモニタを見ていました。
特に問題はない、ということで、4週間後にまた健診、となりました。あぁ…、また4週間後か……。次回からは別の診察室で受診になり、経膣ではなくお腹の上からあてる超音波になる、ということでした。
前回の健診後に採血をした血液検査の結果もでていました。梅毒や各型肝炎、HTLV-1、風疹など、必要な項目が一斉に検査されていたのでした(どーりで、補助券使ってるのにめちゃくちゃ高かったわけだ……)。検査はすべて問題ないとのこと。血糖やタンパクも出ていないので、今のところ赤ちゃんも私の方も特に問題はないようです。
前回の健診の時には、この後採血や保健指導があって更に待たされたのですが、この日は診察のみだったので、これで終了。安心し過ぎて、ちゃんと身支度していなかったらしく、Tシャツがめくれて変になっていたのを、待合の椅子にかけていたおばさまに直してもらいました…。恥ずかし~。
私がまだ分娩の病院に慣れていない、ということもあると思うのですが、やっぱりキネマが良かったな~、と感じます。自分がいかに恵まれた環境で治療を受けていたのか、他の一般の病院に行くようになって初めて分かりました。それは施設や設備の面ではなくて、やっぱり「人」なのかなー、と思うのです。あのきめ細かい対応はなかなか望めるものではないのだな、と…。キネマで分娩まで出来ればいいのにな―、と思ってしまいました。
妊娠4カ月に入れば少しは安心できるだろう、と思っていたのに、少しも安心することなく、もうすぐ妊娠初期の時期が終わろうとしています。
つわりは確かになくなりつつあって、最近、夕食が普通に食べられるようになってきました。でも気持ち悪さはまだ残っていて、特に夕方以降気持ち悪いというか、具合が悪くなってきてしまいます。それでも、ピークだった時と比べると、随分楽になっています。
13w頃から下腹部がでてきているような気がしていて、体重が増えているせいかなー?、と思っていたのですが、最近、明らかに前へせり出してきているのが分かるようになってきました。触ると硬く張りがあるので、確かにこれは脂肪ではない(^^;。慌てて妊娠線予防のオイルを塗っております(といっても、もともと自宅にあったスイートアーモンドのオイルなのですが…)。傍目ではまだお腹が出ているのは分かりませんが、ストレッチの入ったワンピースなどを着ると一目瞭然になっています。
オイルを塗っている時は妊娠している実感をダイレクトに持つことができます。私にとっての至福の時間となっております…。
下着やボトムスなどが、今まで着ていたものではしんどくなってきました。早いとこマタニティ用のものを調達せねば、と思っています…。
もう1つ気になっているのは、肌がとても敏感になっていることです。今まで使っていた基礎化粧品で肌がピリピリするようになり、にきびが出来やすくなりました。
化学繊維の服を着ると肌がチクチクして、汗をかくと全身が痒くなります。綿とか、天然素材のものを着ればいいんでしょうけど、昨今の服は化学繊維で出来ているものばかりなのです(単に私がそういう安物の服しか持っていないからでしょーか…)。
汗をかいたらシャワーを浴びると良い、と聞くのですが、こう暑いとシャワーを浴びた傍から汗をかいてしまいます…。もう、どーせーっちゅーねん、という感じ…。
多分、生まれてくる赤ちゃんは同じくらい肌が敏感なのだろーなー、と思います。赤ちゃんが嫌な思いをしないためにどうしたらいいか、考えながら自分の肌ケアをしていきたいと思っています…。
ちょっとずつ過ごしやすくなってきました。9月2週になれば安定期に入ることができます…。
でも、4カ月に入れば…、と思っていても全く安心できなかったのと同様、安定期に入っても、結局安心できないのではないか、とも思っています。それでも、少しずつ気持ちに余裕が出てきているのは確かです。
時よ早く過ぎて、赤ちゃんと対面させておくれ~、と、つい思ってしまうのですが、そんな時ほど、ゆっくり毎日を過ごそう、と思うようにしています。今大事なのは赤ちゃんがその日の成長をちゃんとすることだと思うので…。私自身についても言えることなのかもしれません。ゆっくりゆっくり毎日を大事に過ごして、気がついたら次の健診だった、みたいなのが今の理想です。
季節の変わり目が近いですから、気をつけてお過ごしください。
黄体ホルモンとの格闘?の末、卒業 [凍結胚移植周期]
寝苦しい日が続いているのに暦の上ではもう秋で、なんだかんだいって妊娠4カ月に入っております。休みの日になると横になってしまうことが多くて、通院の頻度にブログの更新頻度が追いつかず、放置状態になっておりました。
お陰さまで、不妊治療のクリニックへの通院が終わり、先日「卒業」となりました。さかのぼって治療が終了するまでの記録をしておきます。
・9w1d
前回の通院から1週間後に再来。膣座薬を1週間続けて測った採血の結果はP4:39。前回が29.73だったので、グンと10くらい増えていました。膣座薬をやめて飲み薬(デュファストン)にしても大丈夫でしょう、ということで、デュファストンへ再度変更です。念のために3日後にもう一度P4の検査をして、黄体ホルモンが急激に下がっていないかチェックすることにしました。
・9w3d
この日の結果はP4:31。膣座薬をやめているので、これは純粋に赤ちゃんが出している数値とのこと 十分に出ているので、薬の量を減らしてもいいでしょう、と言われ、1日3回(1日6錠)だったデュファストンを1日2回(1日4錠)に変更しました。飲み薬に変更してから1週間後に当たる10w1dに再度血液検査をし、十分な量が出ていたら薬の服用を終えてもいい、と言われました。もうすぐ「卒業」なのかなっ、と期待に胸膨らませておりました。
・10w1d
どーかな~?、と期待して測った血液検査の結果はP4:16.4。 あれっ??、と思った。前回の半分くらいの数値に下がってる? どうして??? 頭の中で「?」のマークと、いや~な予感とがぐるぐる回っていました。
流産する時は黄体ホルモンがこんな風に下がるのでしょうか?、と質問してみたのだけど、黄体ホルモンが下がったからと言って流産するわけではない、と返され、イマイチ腑に落ちない気持ちでした。
内診室で赤ちゃんの様子を確認すると、赤ちゃんはぐっと大きくなっていて33㎜、心拍も187bpmで、そんなに早くて大丈夫なんか、と思うほどにしっかりしていました。赤ちゃんの元気な姿を見れたし、P4>10ならば心配ない、と言われたものの、どっぷり不安感に覆われていました。
デュファストンはもう少し継続し、4日後に再度検査、ということになりました…。
・10w5d
また半分位に減っていたらどうしよう、とか、ついにはゼロになっていたらどうしよう、とか、悪~い予感ばかりを抱えて来院。採血の結果はP4:17。 どうやらこれくらいの数値で黄体ホルモンが安定してきた、ということのようです。良かったよ~~~(TOT)。
晴れて薬はもう飲まなくていい、ということになりました。薬をやめた後も黄体ホルモンチェックしたいですか?、と聞かれ、お願いします、と答えました。普通はしないですけどね、と言われたのですが、念のため……。抜かりなくしたかったのです。
薬を服用しない状態でも黄体ホルモンが安定していたら卒業、ということになりました。
・11w1d
採血の結果、P4:17.7。安定していました もう大丈夫なようです。
診察の度に赤ちゃんの様子も確認していたのですが、しばらく会えなくなるな~、と思い、この日も超音波をお願いしました。赤ちゃんは45.8㎜。胎嚢は相変わらず小さいように見えるのですが、もう気にしなくていい、と言われました。9wあたりから赤ちゃんがゆら~っと動くのが見えるようになっていたのですが、動きはどんどん活発になって、この日は頭をくるっと動かしたり、手をフンっと振るように動かしたりしていました。元気そうで本当によかったよ~~。
しょっちゅう不安がっていた私に、最後の診察をしてくれた院長先生が色々お話してくれました。
不安になるのは誰でも一緒で、出産の日までそれは変わらないのだから、不安になる自分を責めなくていいし、不安になることに慣れてください、と言われました。
院長先生は産科医もされていたそうなのですが、無事出産する日までは、妊婦さんを診ている医師側にも不安な気持ちはあるのです、とも言ってくれました。きっと色々なケース・お産を診てきたんだろーなー、と思います…。
不妊治療を終えても、「卒業」という言葉は使わないし、「おめでとう」とも特に言わない、ということでした。「おめでとう」は赤ちゃんを無事に出産して初めて言えることだから、と……。その言葉に実感が込められているのを感じて、これまで不妊治療頑張ってきたけど、これからは出産のために頑張っていこう、と思えました。
ちなみに、最後の診察のこの日に、今までずっと気になっていたことを質問していました。私は極端な子宮後屈で、お腹の方へ前傾しているはずの子宮が、後ろへぱったり倒れています(そのために移植や子宮癌検査では痛い思いや大変な思いをしてきました…)。結婚してまだ1年位の頃、下腹部痛が気になって婦人科を受診したことがあり、そこでも子宮が極端に後屈であることを指摘され、「あなたは妊娠したとしても流産するだろう」と言われたことがあったのです。
妊娠にすら至ることがなかったので、今までそんなに気にしていなかったのですが、赤ちゃんが無事に経過していくごとにその言葉が思いだされて、不安がどんどん増していました。特に、12週までの流産は主に染色体異常という赤ちゃん側の原因であるのに対して、これから迎える12週以降は母体側の原因で流産になる、ということを知ってからは、魔の予言のような言葉が現実味を増しているように思えたのです。
しかし、子宮後屈が流産の原因にはならない、と院長先生にはっきり言ってもらいました。私自身も、後ろに倒れている子宮がどうやって大きくなっていくのかイメージすることができなくて、言われたことを半ば鵜呑みにしていたのですが、産科医をされていた先生にそう言ってもらえたので、ようやく安心することができました…。
会計を待っている間、看護師さんが来て、これで治療は終了になります、と伝えてくれました。いつも薬の説明を丁寧にしてくれていた看護師さん。何かと困ったチャンな私に、キネマの看護師さんは本当によくしてくれたよなー、と思います。
受付の方にも会計時に御礼を言い、クリニックを出ました。新しいビルに移って、クリニックの中も変わって、長く通ったという実感が薄らいでいたのですが、蒲田のこの界隈に来ることももう少なくなるのかなー、と思うとこみ上げてくるものがありました。治療を始めたのが2008年の11月。終了するまでに2年9カ月の歳月が流れておりました。移植をしてからは約2カ月、もうすぐ妊娠4カ月というところで「卒業」となりました…。
この日の夜、ベッドの中に入って旦那さんと色々話をして、就寝しようとした時、何とも言えない不思議な気持ちになって涙がぼろぼろっとこぼれてきました。悲しいのでも嬉しいのでもなく、とにかくあらゆるものに感謝したい気持でいっぱいになったのです。こんな風に感じて涙が出るのは初めてでした。出産までの道のりはまだまだ遠くて、多分やっと3合目くらいのところに来たのだけど、卵の時から赤ちゃんを育てて見守ってくれたクリニックの人たちのためにも、赤ちゃんを大事にしていこう、って思いました。
「卒業」しても、もちろん不安な気持ちはありまして、1週間も赤ちゃんの様子を見ていないと落ち着かなくなってきます。
体調のことを言うと、8wに入った頃から、明らかに今までと違う次元で具合が悪くなるようになりました。首から胸にかけて気持ち悪く、頭が痛くて熱っぽい感じがあり、下腹部が痛いor重苦しい感じです。夕方以降気持ち悪かったのが午前中からになり、辛さのピークは午後2~3時でした。夕飯を食べるのがさらに苦痛になり、入らないよー、と言いながらちびりちびり食べていました。
その辛かった時期は10wくらいからなくなり始め、最近では割とフツーに感じる時が多くなりました。たまに気持ち悪く感じる日もあるのですが、徐々につわりが抜けつつあるようです。楽なつわりがもう終息に向かっているようなので、その点ではラッキーさんだった、ということになりそうです…。
もうすぐお盆なので、実家の両親にも妊娠している件を伝えました。本当は安定期に入ってから伝えたかったのですが、帰省の話が出てくる頃だったので…。
叔父の初盆があるので、当初は帰省する気満々でした。でも、お盆のスケジュールを親に聞いてみると、仙台~一関~宮古の各墓地を車で駆けめぐるという、妊娠していなくともハードに感じるような移動予定だったので、断腸の思いで帰省を諦めることにしたのです。
一応、クリニックでも帰省のことを相談したことがあって、妊娠中に特に制限されていることはないのです、と話された上で、あくまで自己の判断になると伝えられました。絶対に大丈夫、というものもない、という話もされたと思います…。
後からしなければ良かった、と思う結果になるようなことは極力しない方がいいだろう、と思い、「行かない」という判断をしました。妊娠をすごく喜んでくれた母親も、「やめといた方がいい」と言ってくれました…。
このブログを始めたころは、妊娠して不妊治療が終了したらこのブログも終わろう、と思っていました。でも、不妊治療の本当のゴールは出産であると理解できたので、赤ちゃんと対面できる日まで更新は続けていきたいと思います。更新頻度は相変わらずのペースかもしれませんが。。。
暑い日が続いていて、どうやら私も夏バテが入って来ているようです。皆さまもどうぞ夏バテ・熱中症にお気をつけください。
夏を乗り越えれば安定期が待っている…、はずなので、なんとかしのいでいきたいと思います。がんばるぞ~。
妊娠3カ月に入った。 [凍結胚移植周期]
3連休はいかがお過ごしでしょうか。
なでしこジャパンの活躍に鼻息を荒くしております。実は、大学に入学したばかりの頃、女子サッカー部にいたことがあるのです…。夏前にはもう辞めていたんですけどね。
黄体補充の方法を変えたことや、胎嚢が大きくなってないことが気になって、毎日不安がって過ごしていました。しかもそんな時に旦那さんが海外出張で1週間いなくなることになり、ひとりぼっちで手術を受けている光景ばかりが目に浮かんで、どうしようもなく不安になっておりました。
万が一の時のために、旦那さんのご両親にサポート&ヘルプをお願いして、前回の診察から1週間経った日、キネマに行ってきました。
・7w4d → やっぱり8w1dとのこと。。。
採血の結果を待っている間もドキドキです。もし黄体ホルモン値が上がっていなかったらどうしよう、と嫌なことばかり考えていました。
診察室へ呼ばれて告げられた値は、P4:29.73。膣座薬のお陰でぐっと増えたけど、デュファストンに変える前より減ってしまっているのが気になりました。赤ちゃんが自力で出していた黄体ホルモンがなくなってしまったのでは、と思ったのですが、誤差の範囲、と言われました。
内診室で赤ちゃんの様子を確認すると、胎嚢も赤ちゃんも随分大きくなっているのが見てとれました。赤ちゃんは14.9㎜、胎嚢は28.2㎜。心拍もOKとのこと。
赤ちゃんの大きさは週数相当なのですが、胎嚢はやはり1週分くらい小さいようです。でも、このくらいなら気にしなくてもいい、と言われました。やっとちょっと安心…(´o`;)ほっ。
ネットを見ていると、胎嚢の形が悪くても流産する、とか気になることが色々出てくるので、危なそうな様子はないでしょうか?、と質問してみると、「あったら話してます」と言われてしまいました。 順調か順調じゃないか、と聞かれたら、順調だけど、大丈夫かどうかは出産の日まで分からない、とも言われました…。妊娠・出産って、やっぱりそういうものなんですよね…。
1週間後に再び診察となり、追加の膣座薬を頂いてこの日は終了。
スタンバってもらっていた旦那さんのご両親に電話で報告し、旦那さんにもメールで報告しました。とりあえず、ひとりぼっちで手術、という事態はなくなった、と思って、安心して午後は爆睡してしまいました…。
実はその日の夕方、横断歩道を渡る時に、段差のある車道へダーンと思いっきり降りてしまって、たちまち不安モードになっていました。ついさっきまで安心できた、と思っていたのに…。他にも、体の症状が軽く感じては不安になったり、生理の時のような腰痛があると不安になったり、相変わらず心配性な生活を送っております。。。
8週に入ったということで、なんと、妊娠3カ月に突入することができました。ひと月が過ぎた、というのが信じられない気持ちです。
これから1か月くらいがつわりの辛い時期、と世では言われているのですが、今のところそんなに辛くないです。私の傾向として、気持ち悪さが出るのは夕方以降、食べ物のにおい(かの有名な「ご飯の炊けるにおい」とか)は全く問題なしです。ただ、人が発する臭いには敏感になっているようで、お年寄りの加齢臭とか、男性の方の汗と香水が混ざったにおい、タバコを吸ってる人の体臭にとても敏感で、「うっ(-"-;)」となることがあります。でも、「おえっ」となったことはまだないので、大分楽なのかなー、と思います。
食事に関しては、夕飯を食べるのが結構苦痛で、1時間くらいかけて食べている時もあります。ばっかり食いとか、好きだったものがダメになるとか、よく聞く話も私の場合、今のところありません。
脇のほうが痛かった乳房は今は下の方を中心に全体的に痛くて、うつぶせになれないくらいです。
移植後からずっと続いていた少量の出血は7wに入った頃からなくなりました。膣座薬に戻して復活するかと思いきや、ぱったりとない感じです。
もしこのままつわりの時期が過ぎたら、軽くて済んだラッキーさんになるのでしょうけど、実際本当に妊娠しているのか分からなくなる時もあって、それはそれで不安になるのです…。
こんな毎日不安に思って過ごしていて、今までの努力は何だったのだろう、と思う時があります。私が不安に思ったって、赤ちゃんにとっては一つもためにならないのにね…。
無事に経過するかどうかまだ分からないけど、もう少し今を幸せに感じて、幸せの恩返しのために赤ちゃんを大事にしたい、と思っています。自分の人生を見失わずに生きることも、恩返しになるのかなー、とも思っています。
不安は尽きず… [凍結胚移植周期]
ぐっと暑くなって、寝苦しい日が続いています。いかがお過ごしでしょうか。
鼻をかすめていたクチナシの花の香りも影をひそめてしまいました。
妊娠判定を初めてパスした後、胎嚢、そして心拍の確認までできました。
でも不安に思うことは毎日尽きなくて、相変わらず一喜一憂の日々を送っています…。
・5w5d?
妊娠判定から1週間後の診察で胎嚢を確認しました。内診室でエコーの画面を見たときには、いつも卵胞チェックの時に見ていた、卵巣の中にある卵胞なのかと思ってしまいました。
ご主人もどうぞ、と言われ、後から旦那さんも内診室に入って、二人で赤ちゃんの入っている袋の画像を眺めました。
大きさは最大径で12㎜ほどでした。中にかすかに塊が見えて、「卵黄嚢(らんおうのう)が見えますね」と教えてもらいました。卵黄嚢は赤ちゃんが使う栄養袋。胎盤ができるまでこの袋から栄養をとるのだそうです。
残念ながら、肝心の赤ちゃんはこの時にはまだ見えませんでした。
診察室へ戻って血液検査の結果を伝えられました。P4:29.6。P4>10をキープしていればいい、ということなので、ちょっと多いくらいとのこと。黄体補充の膣座薬を減らしてもいいかもしれない、と言われましたが、とりあえず今回は今までと同じ量でいきましょう、ということになりました。
・6w3d(と言われた)
無事胎嚢が確認できたので、分娩の予約を近所の病院でしてきました。キネマで作成してもらった紹介状を持参。実は近所の病院の産婦人科は初診がすぐにはとれなかったので、ちょっと焦りました。出産予定の2月下旬はまだ余裕があるから大丈夫ですよ、とは言われたんですけど…。
周りは立派なお腹をした妊婦さんばかりで、無事出産できるかどうかも分からない、不妊治療あがりの私には、若干肩身が狭く感じられました。
診察室へ呼ばれて紹介状を渡し、内診台でお腹の様子を確認すると、初めてモニタに赤ちゃんの様子が映し出されました。まだ測れないくらい小さい、と言われてしまったのですが…。でも姿を確認できて安心しました。
出産予定日に変更はない、と言われたので、分娩予約は無事取れたようです。「予約票」みたいなものでも渡されるのかと思ったんですが、そういうのは存在しないみたいで、書面では何も渡されませんでした。ちゃんと予約がとれてるのかイマイチ不安ではあります…。妊婦健診もここで受けますか?と聞かれて、「へ?」と思ってしまいました。里帰りじゃなくても、健診と分娩を別の病院でする、ということも可能なんですね…。首都圏のお産事情に戸惑うばかりでした。
診察が終わって、看護師さんから母子手帳のもらい方などの説明をしてもらいました。診察の時に私がかなり不安がっているのを察してくださったのか、体の症状のこともお話してもらいました。お腹が痛く感じるのは通常のことだということ、少量の出血などの症状については経過観察しか今はできないこと(キネマでもそう言われていたんですが~…)、妊娠初期の症状は人それぞれで、ちょっと眠くなっただけ、という妊婦さんもいる、ということ。ただ緊急事態があった時にはすぐに連絡してください、と言われました。看護師さんとお話できて気持ちが楽になったように思います。初診の先生はけっこーキビシイ感じだったんで、フォローしてくださってありがとう、という感じでした。
病院から帰る足で母子手帳をもらいました。まだ不安定なこの時期に、もうもらっちゃっていいんだろうか?と若干気が引けたんですけど…。大田区は「母と子の保健バッグ」と称して、母子手帳と妊婦健診の割引券、各種資料などがひとまとめになったものを配布しています。是非とも必要なものから、そうでもなさそうなものまで、どばっと一気にもらいました。
・6w4d(と思っていた)
分娩予約を取った翌日がキネマの診察。赤ちゃんの様子は前日見ていたのであまりドキドキしていなかった。でも、内診室でエコーの様子を見たら、なんと心拍の確認をすることができました。赤ちゃんの大きさは5.6㎜。モニタの画面がたちどころに2分割され、片側に心電図のような画面が映し出されました。心拍は121bpmのようでした。
出血が気になっていたのですが、子宮からの出血は見当たらず、卵巣の腫れもありません、と言われました。
P4は33.9。これから先に形成される器官(生殖器官と聞いた気がします)は黄体ホルモンが多すぎると良くないので、黄体補充を膣座薬ではなく内服薬(デュファストン)に変えましょう、と言われました。
デュファストン、と聞いて、一瞬躊躇したのですが、多すぎるのも良くない、ということなので、飲み薬に変えることにしました。薬を変えた後の様子を確認するために、3日後くらいにもう一度血液検査をしましょう、ということでこの日は終了。
・7w1d この日が6w4d (と言われたー。よく分かりまへん。。。)
あまり緊張感なく採血し、診察室に入ったところ、P4:4と告げられました。顔から血の気が一気に引いて行くのを感じました。やっちまった、と思った。前回は30以上もあったのに…。ダメかも、と思ってしまった私の様子を見て、先生が「内診室行きますか?」と聞いてくれました。
エコーで確認すると赤ちゃんはちゃんといて、7.1㎜になっていた。心拍も確認できた。もやもやしつつも、とりあえず大丈夫なのかな?と思えました。
服用しているデュファストン分の黄体ホルモンは数値に上がってこないので、4という数値は純粋に赤ちゃんが出しているホルモン値になるのだそうです。10以上ないといけないP4値、足りない分は薬で補えているはず、ということなんですが…。
服用薬は膣座薬と違って代謝されてしまうため、どれくらいの量を具体的に補充できているのか、というのは個人差があって分からない、ということでした。
ほんっとーーに、感覚的なことでしかないのですが、なんとなく、デュファストンをはじめとする合成ホルモン剤は、私の体質にあっていない気がするのです。黄体補充できている、という実感を持ったことが一度もありません(実感するようなものじゃないかもしれないですケド……)。
このまま薬を続けてまた数日後に様子をみるか、膣座薬に戻すか、選択しなければなりませんでした。心配性なら膣座薬、と言われ、心配性の私は膣座薬に戻すことをお願いしました。黄体ホルモンの量も、30くらいなら自然周期で多い人はそれくらい出るので、多すぎるということはない、というお話でした。50くらいになら減らす必要はある、とのこと。
1週間膣座薬を続けて、またホルモン値と赤ちゃんの確認、ということになっています。
怖くて先生に聞けなかったのですが、実は胎嚢があまり大きくなっていないのです。最初に胎嚢の確認が出来た時に12㎜くらい、その1週間後で15㎜くらいで、そこからほとんど大きさが変わっていないようなのです……。嚢の中の赤ちゃんは成長しているんですけど…。胎嚢が大きくならずに流産した、というケースもあるようで、ものすごく心配しています。しかも、大きくならなかった原因が、黄体補充の方法を変えたから、だったとしたら、私は自分を一生責め続けて生きていきそうな気がします……。ダメなんですよ、私は。黄体ホルモンに関しては、抜かりなくしないと絶対ダメな人なのに、順調そうに思えて気がゆるんだんだと思います…。
できることは、毎日せっせと膣座薬を入れ続けることと、経過を見守ることだけです…。赤ちゃんがどう育ってくれるか、ということも、私の手の届かないところで進んでいることです…。
いったん一区切りをつけて、今周期のまとめをしておきます(妊娠判定まで)。
【凍結融解胚移植】
孵化中胚盤胞BB(5BB)を1つ移植
(2010年9月に採卵→ICSIで授精後、凍結保存したもの)
ホルモン補充周期(エストラーナ→プラノバール+膣座薬→膣座薬のみ)
【かかった費用:すべて保険外】
D3 ¥11,550 (血液検査、エストラーナ投薬)
D15 ¥5,030 (エコー検査:内膜確認)
D19 ¥102,450 (解凍胚移植¥84,000、hCG注射、プラノバール・プロゲ膣座薬投薬)
D25 ¥12,090 (中間判定の血液検査、プロゲ膣座薬追加投薬)
D33 ¥12,090 (妊娠判定の血液検査、プロゲ膣座薬追加投薬)
合計 ¥143,210
妊娠判定後も、妊婦さんを見かけるとつい目をそらしてしまう自分がいました。願っていた幸せへの道が始まっているのかな、と感じつつも、警戒心が強くて幸福感に浸ることがなかなかできませんでした。胎嚢や心拍が確認できて、実感に浸れるようになったのですが、まだまだ分からないのだ、と自分を戒めているところです…。
実は、妊娠している、ということは岩手の実家の両親にはまだ伝えていません。旦那さんのご両親には旦那さんからすでに伝えてもらっているそうなんですが。少し安定してから伝えたいと思っていまして…(今までさんざん心配かけてきたので…)。
先日、実家の母が叔父の百か日で宮古市へ行った時、浄土ヶ浜へ足を運んだそうなのです(浄土ヶ浜は宮古市にある景勝地で、透明な海と白っぽい砂利の浜、緑の松の木が美しい場所でした…)。岩に生えていた松の木は潮をかぶってすっかり枯れてしまったのですが、新しく生えてきたハマナスの花が、岩の上できれいに咲いていたのだそうです。「新しい命が芽吹いたんだなー、と思って、写真を撮ったんだけど、いる?」と聞かれ、思わず「いらない」と答えてしまいました。うちの母親の家系は「もってる」人が多いので、妊娠していることを見透かされているような気がしたのです。おそろしやー。
ちなみに、妊娠初期の症状が当初全くなかったのですが、5wくらいからお腹がすかなくなる日がでてきました。6wに入った頃からちょいと気持ち悪く感じ始めています。でも、いつもというわけではなくて、午前中だけとか、夕方以降など期間限定で、おえっ、とすることもまだないです。
乳首痛も当初全然なくて、おぱーいが小さいと痛くならないんだろーか??(‐_‐;)、などと思ったりしたんですが、最近乳房が脇の方から痛い気がします。乳がんじゃないだろーなー?、と思うような感じです。
でも、これらの症状がでたからって、大丈夫というわけではないんだよなー…。
どーんと構える、ということが、相変わらずできずにおります。でも、極力リラックスして、お腹の赤ちゃんと神様を信じていたいと思っています。