切迫早産で入院ちう。。。 [妊娠後期]
妊娠30週の某日、不覚にも切迫早産で入院になってしまいました。。。
持ち込んだPCで、ちょっとだけ更新……。
PCに向かう姿勢はあまり良くないということなので、ちょっとだけ…。
夜間にお腹の張りがおさまらなくなり、病院に電話したところ、診てみないと何とも言えない、と言われ診察してもらいました。1週間前の健診よりお産が進んでしまっている、ということで、「入院しましょう」となり、結局そのまま入院になってしまいました。。。
どうやら子宮口が開いている状態で、子宮頚管長が3センチほどになっていたようです。
張りがおさまらない、というだけで、まさか入院することになるとは思ってもみなかったのでした。でも、切迫の状態で気付いて良かったですね、と看護師さんに言われています。今生まれてはまだまだ早いので……。
入院後は張り止めの点滴をしながらひたすら横になっている生活で、ただ寝ているだけなのに「もうイヤ~」となってしまうこともあり、結構辛く感じていたのですが、
出産って一大仕事なんだな~、と思わずにいられないです。全然、当たり前のことなんかじゃない。ママと赤ちゃんが頑張って初めて成し得ることなんだなー、とつくづく実感しています。だから、どのママさんも赤ちゃんも、私にはピカピカ勲章みたいに見えます。 頑張ったんだね! 偉かったね! って、思っています。
しかも、胎盤の位置も若干上がってきているそうです
5回目の健診で転院 [妊娠中期]
年末の足音が聞こえてきました。私の中での2011年流行語大賞は、間違いなく「よっこいしょ」なんですが。。。
現在妊娠8カ月なので、健診は2週間に1回になりました。ブログ記事の内容と現状がどんどん離れていってしまうので、早いとこ追いつきたいと思っています。
妊娠7カ月の時に5回目の健診を受けました。この健診をきっかけに、妊婦生活が大きく変わることとなりました。
26w 3d
いつものように尿検査・体重/血圧測定をした後、糖尿病のスクリーニング検査のための糖水を飲みました。砂糖が入っている結構キツイ炭酸水です。 1時間後に採血して糖尿病の検査をします(貧血の検査も兼ねていました)。
もうすぐ1時間経ちますけど~?、というタイミングで診察室へ呼ばれ、最初に浮腫や子宮底長の測定。
浮腫:(-) 子宮底長:26 腹囲:78
そしてお腹の上からの超音波。
赤ちゃんの推定体重は1000グラムとのこと。随分大きくなったんだな~、と
感じました。
性別はもう知ってましたか?、と聞かれ、「前回男の子だと言われていました」と答えると、「あ、そう? 今日見た感じは女の子なんだけど」と言われてしまいました。 先生、前回これがペニスだと教えてくれてたぢゃないですか。。。 ベビー用品をそろそろ揃えなきゃ、と思っていたので、危なく男の子カラーで購入してしまうところでした。(→その後、男の子だとはっきり分かったんですけどね…)
その後、経膣からの超音波。
切迫早産の兆候がないかをみるため、経膣からの検査も行います。
私の場合は前回の健診で低置胎盤と言われていて、今回の健診で胎盤の状態を詳しく確認しましょう、ということになっていました 。
内診台にのって、カーテンが閉められ、待つことしばし…。
カーテンが開けられて、モニタを見ながら説明が始まりました。
子宮口はしっかり閉じていて、子宮頚管長は十分ある(数値は忘れてしまいました) ので、切迫の症状はない、とのこと。
しかし、やはり胎盤の位置が非常に低く、「子宮口から一番遠いところで0.8cm」と言われました。それを聞いた瞬間、は???、と思ってしまった。0.8cmって、1cmないってこと? それに、「一番遠いところ」の意味が分からない。普通こういうのって、一番近いところを測るんじゃないの?? そう思って、「一番近いところは何センチなんですか?」と聞くと、「一番近いところは、もうほとんど子宮口にかかっている感じなので、0cmです」と言われてしまいました。
大学病院に転院してもらうことになるから、紹介状書きますね、と続けざまに言われました。私、まだ内診台にのっている状態でしたが、ちょっとまってーーー、と思ってしまいました。確かに、前回の健診で、低置胎盤だったら大学病院で出産してもらうことになる、と聞いていたけど、それは分娩の時の話で、健診をしているこの時期から転院することになるとは思ってもみなかったのです。心境としては、レッドカード食らって一発退場、みたいな感じでした…。
納得できない気分でいたのに、糖尿病スクリーニング検査のための採血時間になっているので、いったん診察を中断して処置室へ行くように言われました。身支度をしてそそくさと診察室を出、 採血をする処置室へ行きました。
採血後、診察室の前でしばらく待って、また中へ呼ばれました。
先程は慌ただしく話をされたのですが、今度はちゃんと子宮の図を書いて説明してもらいました。
子宮の下の方に子宮口があって、赤ちゃんはそこから生まれてきます。
胎盤は普通子宮の上の方にあって、赤ちゃんが先に子宮口から出てきて、その後胎盤が出てきます。
しかし、胎盤が低い位置にあると赤ちゃんより先に胎盤が出てきてしまうため、酸素や栄養が赤ちゃんにいかなくなり、赤ちゃんが危険な状態になるし、子宮口を塞ぐことにもなってしまいます。
もし出血が始まったら、すぐに赤ちゃんを取り出す必要があります。でも赤ちゃんはまだ十分に育っていないので、取り出したらNICUに入らなければなりません。
赤ちゃんを取り出してからNICUのある病院へ赤ちゃんを搬送するよりも、NICUのある病院で経過観察をし、何かあった時すぐにNICUに入れるようにしておいた方がより安全でしょう。ウチの病院にはNICUがないので、周産期センターになっている大学病院へ転院してもらいたい、
……ということでした。
やっと納得できたのですが、その後、先生から「ARTですよね?」と聞かれました。一瞬、へ?、と思ったんだけど、キネマARTクリニックのART(生殖補助医療技術)のことか、と思い、「はい」と答えました。すると、「多いんですよ、ARTの妊婦さんで胎盤位置異常の人」、と言われました。 3年近く不妊治療をしていたけど、そんな話聞いたことないよ……?
先生に他意は全くなかったとは思うけど、私の側としては、「これだからARTの妊婦は困るんだよ」的な空気を感じてしまいました。それならまだしも、生まれてくる赤ちゃんまで、何かの病気や異常があった時に、たとえそれが普通妊娠の子にもみられることだとしても、「ARTの子だから」と言われてしまうのではないか、と余計な悲観まで抱いてしまった。
子宮が大きくなるにつれて胎盤もあがっていくケースが多い、と説明されました。なので、もう少し週数が経てば、予定日までにはもしかすると胎盤があがっているかもしれない、ということでした。
胎盤が十分に上がって、普通分娩ができる状態であれば、ウチでも出産できますから、戻れるように分娩予約は残しておきます、と言われました。プレママクラスで病棟まで見学して、すっかりここで産む気満々だったので、戻れるものなら戻りたい、と思い、分娩予約は残してもらうようお願いしました。
診察室を出てまたしばらく待ち、紹介状の入った分厚い封筒を助産師さんからもらいました。糖尿病のスクリーニング検査と貧血検査の結果はまだ出ていないので、後日受け取りに来てください、とのこと。
私がすっかり意気消沈しているように見えたらしく、「もし戻れなかったとしても、それは赤ちゃんがそっちの病院を選んだ、と思えばいいですから」と言われました…。
この日は会計で手違いがあったり、仮予約を入れていた助産師外来のことでも、この時の説明と違うことがあったり、なんだかなー、と 思うようなことが重なって、助産師さんの言うとおり、案外赤ちゃんはここの病院で生まれたくない、って言ってるのかなー、と思ってしまいました。
健診の後はしばらく気持ちが鬱々として、もしかすると無事に赤ちゃんと会えないのではないか、という不安が大きく心を覆っていました。もしそうなった場合、手元に残る赤ちゃんの写真が、体の一部分しか映っていない、もう何が何だかサッパリ分からないようなエコー写真だけだったら本当にイヤだと思って、4Dエコーのできるクリニックをすぐにでも予約しようかと思ったほどでした。
それに、どこまでいっても私は普通妊娠の妊婦さんと同じ土俵に立つことはないんだな、という思いを持ちましたし、勝手に思い描いていた「幸せの出産」が実現できそうにもないことに落胆もしていました。
高度生殖補助医療を選択した時点で、妊娠後(出産後)もあらゆる可能性が懸念されるのだ、ということを私はあまり意識していなかったのかもしれません。妊娠することがまず最初の目標だったから。 お腹の中の赤ちゃんは他の赤ちゃんと今のところなんら変わりはないのだけど……。
育児本を色々読んで、妊娠・出産ってすごいことなんだなー、と思うようになっていました。そして自分がその体験をできるということに感謝していたし、色んな夢や希望を抱くようになっていました。そんな「Happyなマタニティ」の気分に思いっきり水を差されて、思い通りにいかないことに落胆しているんだな、と感じました。
思い通りになんていかない人生の始まりだよ、って、
妊娠判定の後、思っていたはずなのにね。。。
きっと、転院しなければいけない、という事態も、思い通りにいかない人生の一部なんだろう、と自分を納得させました。
一番大切なことは、赤ちゃんが無事に産まれてくれること。自分のこだわりなんてどうでもいいよ。赤ちゃんが大事で愛おしい、という気持ちにも変わりはないよ…。
ということで、元の病院で分娩予約を残しつつ、大学病院へ転院することになりました。多分、非常にイレギュラーなケースだと思います。
次回からは大学病院での経過について記録したいと思います。
プレママクラスに参加してみた [妊娠中期]
コートのボタンがついに締まらなくなって、今妊娠8カ月に入っています。
記事はまだ妊娠中期のことなんですが。なんとか追いつかないと、と思って記事を更新しているところです。
妊娠7カ月の某日、分娩を予定していた病院でやっている「プレママクラス」に参加してきました。
自治体の方でも「両親学級」をやっていて、どっちを受けたらいいんだろー?、と内容を見比べてみたところ、有料だけど産院の方が時期に適した内容で行っているようだったので、とりあえず産院の方を受けてみることにしました。
24w5d
産院のプレママクラスは①と②に分かれていて、①は妊娠・出産編、②は出産・育児編という内容になっています。今回は①に参加。妊娠中の注意点とか、お産の経過、入院のタイミングなどについてお話がありました。
参加していた妊婦さんは私を入れて6人。若い助産師さんが担当してくれて、割とざっくばらんな雰囲気でした。
最初に自己紹介と、妊娠中の困りごと・楽しみにしていることを発表。妊娠中期で参加していたのは私ともう一人の方だけで、後の皆さん妊娠後期、中には臨月という方もいました。
なので、「困りごと」の内容(下を向いてかがむとオエっとなる、とか、便秘がひどいとか)が、「あー、これからこうなっていくのかなー」、と想像することができ、ためになりました。
私は体重増加と腰痛を困りごととして挙げたのですが、助産師さんの話や他の妊婦さんの話を聞くとやはり増えすぎ、ということが分かりました。 助産師さんによると、出産まで2kgしか体重が増えなかった妊婦さんもいらしたんだそうで、その方のお産はとても軽かったそうです。赤ちゃんさえ元気なら、それくらいの体重増でも全然OK、ということなんですね…。
その後、お産の経過と入院のタイミングについて、図表を見ながら詳しい説明がありました。臨月の妊婦さんがいらしたので、結構切羽詰まった雰囲気。
お産の経過が4つの段階に分かれる、ということを初めて知りました。陣痛はずっと続くものではないこと、いきむタイミングといきんじゃいけないタイミングがあるということもそれまで知りませんでした。
陣痛とお腹の張りの違いが良く分からないんですが、という質問があって、「陣痛だったら、会話はまず無理です」と、ある意味分かりやすい回答があり、そういう痛みが規則的に(10分間隔)感じたら病院へ電話→入院、ということでした。
赤ちゃんが出てきそう、という段階に入る前は分娩室近くの控室?でリラックスして過ごせるらしく、自分がリラックスできるものは基本的になんでも持ち込んでOKということでした。クッション(抱き枕)や音楽CD(デッキの貸出あり)、アロマオイル(ランプの貸出あり)など。私は大好きなジャスミンの香りで分娩を迎えてみたい、という希望があり、それも叶えられそう、と知って嬉しくなりました。また、病院ではアロマオイルのレシピも用意があって、ブレンド済みのものなら貸し出しもできる、という話でした。
また、陣痛を起こすツボ、というのも教えてもらいました。37週以降に刺激するといい感じの陣痛が起こるのだそうです。割と自然派で、リラックスして分娩を迎える用意のある病院なんだなー、という印象を受けました。
リラックスともう一つ大事なのが「体力」です、と言われ、何か運動をするように勧められました。ウォーキングをするなら1時間以上はしてほしい(!)、とか、スクワットを1日50回やっている妊婦さんもいる(!!)、とか、長丁場になって肝心なところでいきめなくなると帝王切開になってしまうから、 家事もバンバンして体力をつけてください、ということでした…。
最後に呼吸法のお話があったのですが、余り具体的ではなく、「腹式呼吸をしてみましょう~」、とお腹の膨らみを確認しながら腹式呼吸をし、横になって同様の呼吸をしてリラックスしてみる、というだけでした。
時間が余ったので皆さんのおっぱいをチェックします、と言われ、抜き打ちでおっぱいチェックが始まりました。まだケアを始めたばっかりで、張りを感じるとお休みしていたので、私のおぱーいは「全っ然かたいです」とダメ出しをされてしまいました。まだ乳腺が発達しているところですからねー、とは言われたんですけどね…。ほんっと痛かったっす。
クラス終了後、病棟の中も見学させてもらいました。新しく、とてもきれいな病棟。個室も、まるでホテルみたいだな~、と思ってしまいました。
分娩室のあるエリアに入り、控室の小部屋を見せてもらったのですが、分娩室ではちょうど進行中の妊婦さんがいらして、まるで断末魔かと思うような叫び声が聞こえて、一同青ざめてその場を立ち去ったのでした。。。
この頃はちょうど「Happyなマタニティライフ」がどんなものか、ようやく実感できるようになってきた時でした。陣痛(分娩)の雄叫び?を聞いてしまったとしても、それすらも楽しみに思えてしまうようなそんな時期で、これから本格的に出産を迎えるんだ~、という実感と、ここで出産できるんだ~という喜びをストレートに感じたプレママクラスだったのでした。
実はこの2週間後の健診で、大学病院へ転院しなければいけない、と告げられ、結局プレママクラスを受けた病院で分娩することができない(かもしれない)という事態になってしまうんですけどね。。。
その健診のことは次回記録したいと思います。
妊娠中期の保健指導とトコちゃんベルト [妊娠中期]
しばらくブログを放置しておりまして、なんとか頻度を上げて現状にキャッチアップできるよう、(私なりに)努力しているところです。
4回目の健診の後、助産師さんから妊娠中期の保健指導を受けました。
【妊娠中期保健指導】
指導用の小部屋に入って、助産師さんとマンツーマンで指導を受けました。
腰痛がしんどくなっていたので、トコちゃんベルトのお話からスタート。
妊娠するまで、私はてっきり山田邦子が全盛だったころに発売されていた「トカチャンクニチャンベルト」のことだと勘違いしていたのですが(年代がバレますな~)、そーではなくて、トコちゃんベルトは妊婦さん用に開発された骨盤ケアベルトのことです。トコちゃんのトコは「toco」=お産という意味らしいです(パンフレットより)。
まず最初に姉妹品のゴムチューブを使った腰痛予防の体操を教わり、その後実際にトコちゃんベルトを装着してみました。台の上で骨盤を高く上げた状態で横になり、足を左右にゆらゆらした後、はめていたベルトを締めて固定する感じです。
装着すると太ももの横がくっと押さえられているような感じ。院内を少し歩かせてもらったりもしました。その後、装着した状態のまま椅子にかけて保健指導を受けました。
あまり動いていないと筋肉などが凝り固まって腰痛になりやすいので、できれば運動をした方がいい、と言われました。歩き方もひざ下からではなく、脚全体を動かす感じで、頭をピンと持ち上げられてるような姿勢がいい、ということでした。
トコちゃんベルトは病院の売店でも売っており、ベルトの下に腹巻などをして、その上にパンツを穿けばトイレの度に外す必要もない、と教えてもらいました。
トコちゃんベルトのお話の後、体重が急激に増加している点を指摘されました。大体1カ月に1kg増くらいが目安らしいのですが、私、4週間の間に3kg太ってました。 ちょうど折り返し地点としても…、増えすぎですね~、と注意を受けました。何が原因か考えてみてください、と、言われたのですが、思いつく原因がなく…。つわりがひどくなかったので、急に食事の量が増えた、ということはないし、間食が多い、ということもないし~…。
ドレッシングをかけ過ぎていませんか?とか、果物を食べすぎていませんか?とか、根掘り葉掘り探られたのですが、該当するものはなく…。
結局、食事の量を腹八分目にしましょう、ということで落ち着いたのでした。
実は、この時はこう答えていたのですが、第3者から見ると私の食事量は確かに増えていたらしいです。自覚がないだけでした。間食も、多くはないけど、食べたいと思った物を躊躇なく食べていたなー、と思います。
今はケーキなどカロリー高めのお菓子は控えて、食事も腹八分目にしています。食事の後は「なんか物足りないな~」と感じるのですが、そのうち満たされてくるので不思議です。
体重が増えすぎると赤ちゃんが巨大児になってしまうだけでなく、産道にも脂肪がついて狭くなり、難産になってしまうのだそうです。出産後に赤ちゃんのための母乳(=脂肪分)が出せるよう、妊娠中の体は普段より1.5倍くらい多く栄養を吸収するのだそうです。食べ物を十分とれなかった時代の体の記憶なんでしょーね…。
助産師さんはパチパチと電卓をたたき、13kg増までならなんとか許容範囲である、と教えてくれました。「でも、15kg増は絶対ダメです」と釘を刺されました。 体重の増加曲線を辿っていくと、臨月には軽く13kg増に達しているところだったので、結構切実です。。。
今は指導の効果あってか、体重の増加には歯止めがかかっています。減ることはないのですが…。これから赤ちゃんが大きくなると体重がドカンと増えてくるらしいので、ますます気をつけなければ、と思っています。。。
その後、何か気になっていることはありませんか、と聞かれ、診察の時には聞けないような細々としたことを質問したりしました。例えば、頭が熱っぽく感じることがある、とか、おりものの量や臭いについて、などなど。取るに足らないようなことでも、普段モヤっと思っていることを聞くことができたので、かなりスッキリしました。
最後に乳房と乳首のケアについて教えてもらいました。
妊娠中期なので、もうケアを始めてください、と言われ、私のおぱーいをチェックしてもらいました。形や乳首に特に問題はない、と言われ、乳輪付近をつまんで柔らかくするケアを教わりました。
赤ちゃんはおっぱいを飲む時、乳首そのものをくわえるのではなくて、乳輪の周りからぱくっと口に含んで、口腔内の上にあるくぼみに乳首を当てておっぱいを飲むらしいのです。だから乳首の周りを柔らかくしておかないと赤ちゃんがおっぱいを吸えないし、お母さんも痛いですヨ、と指摘されました。実際、助産師さんに硬さをチェックされた時、かなーり痛かったのですが、赤ちゃんが吸う力はもっと強いですからね、と言われてしまいました。
ただし、おっぱいのケアをしていてお腹が張ってきたらすぐにやめてください、とのこと。確かに、おっぱいケアをするとお腹が張ってくることが度々あって、そんな時は中止しますし、今日はお腹がよく張るな~、という時はケアはお休みにしています。
加えて、乳首を指でひねるようにつまんで鍛える?ケアとか、乳首の垢(!)(そんなものが乳首にもあるとは知らなかった…)の取り方についても指導してもらいました。
お産に向けてかなり本格的になってきたんだなー、という印象を持ちました。
マンツーマンでじっくり時間をとってもらったので、かなり満足のいく指導でした。助産師さん、本当にありがとうございますm(_ _)m。
【トコちゃんベルト】
保健指導の後、旦那さんにも一応相談し、トコちゃんベルト(とその下につける腹巻)を購入しました。お値段が結構高いですからね…。
トコちゃんベルトのパンフレットによると、妊娠するとホルモンの影響で骨盤内の靭帯が緩んで骨盤が開きやすくなるのだそうです。その結果、骨盤周りの筋肉が緊張し過ぎて痛むようになったり、臓器が下がりやすくなって子宮を圧迫し早産の原因になったりするのだそうです。
靭帯が鍛えてあればトラブルもないそうなのですが、妊娠してから靭帯を鍛えるのは無理、ということで、靭帯をサポートして骨盤が広がりすぎるのを防止するためにベルトを装着しましょう、ということなのでした。
トコちゃんベルトは色々な種類があるのですが、助産師さんに勧められたのは「トコちゃんベルトⅡ」というものでした。私の場合、多分Mサイズで大丈夫でしょう、と言われ、それを購入し装着しています。
直接肌につけないでください、とあるので、腹巻も一緒に購入しました。
(↑ この腹巻は長さが短いように思うので、同様なものを他で買ってもいいと思いますし、丈が長めのキャミソールなど下着の上からでも着用可能かと思います)
装着するようになって1週間後くらいから、確かに腰痛が軽くなっている実感がありました。しかし、難点なのは装着の仕方が良く分からない、ということです。
パンフレットを見ると、骨盤付近の骨の説明があって、この位置につけろ、みたいに書いてあるのですが、自分の体でどれがそれにあたるのか、理解するのは無理だと思いました。
つけ方を詳しく載せているHPがあったので、それを参考にしました。
http://www.kosodate.com/howtokobel2.htm (子育てドットコムというお店のHPです)
骨の見つけ方も書いていて親切です。
こちらのHPを見て、私はベルトを下につけ過ぎていた、ということが分かりました。座った時にベルトが折れているのは下につけ過ぎで、ベルトは一度折り癖がつくととれなくなります、と書いてあるのですが、時すでに遅く、もうしっかり折り癖がついてしまいました。。。 パンフレットにはそういうこと書いてないんですよねー…。
骨盤ケアの下着って今は色々出ていて、使ったことはまだないけど、身につけるのは簡単そうに思えるものばかりだと思うのです。このトコちゃんベルトも、正直なことを言うと、もっとどうにかならんのか、と思います。。。
骨盤高位の姿勢で締めすぎない程度に締めるって、結構大変です。クッションや枕だけではベちゃんこになってしまうし、腰を上げた時に位置がずれることが多いし、最適な締め具合というのが私はいまだによく分からない状態です。 骨盤高位ではいい感じの締め具合、と思っても、立つときつく感じたり、座ると食いこんでくるように感じたり。
締め方の説明も「下からすくいあげるように」とか、「ブランコにのってるような感じ」とか、具体的に分かりにくい表現が多いのです。
トコちゃんベルトをつけるようになって、しばらくの間は腰痛のひどいのが起こらなくなり、装着の仕方に不満はありながらも救世主のように思っていました。
しかし…、ここ数日でまた動けない級の腰痛が発生するようになりました。 腰痛との戦いはどうやら出産時まで続きそうです…。 はぁ~。。。
なんだか不満たらたらな記事になってしまいました。
次回は「プレママクラス」を受講した時のことを記録したいと思っています。
4回目の健診 [妊娠中期]
すっかり御無沙汰してしまいました。年の瀬の近づきを感じる今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。現在妊娠7カ月に入っております。更新が滞っている間にも、健診(2回)やプレママクラスなどがあり、書くことが溜まっている状態です。
なんでこうなってしまったかというと、1年間受講を続けてきた音声図書作成奉仕者の養成講座が終了し、その終了課題を提出しなければいけなかったから、でした。夏休みの宿題もぎりぎりまで手をつけないタイプなので、旦那さんや(多分)赤ちゃんにも協力してもらい、約1カ月かけ、作成したものをバタバタと提出し、なんとか無事に「活動してもよろしい」、というお知らせを頂くことができたのでした(´。`;)ホッ。
その間、やり溜めていたことも色々とあって、ブログの方はさっぱり手つかずになってしまいました。お陰様で私も赤ちゃんも元気です。色々と事態が動いてはいるのですけど。。。
イベントを一遍に書くと長くなってしまうので、分けてアップしていこうと思います。
【4回目の健診】
22w3d (妊娠6カ月)
10月下旬の某日、4回目の健診に行きました。この時はもう上着が必要な気候。前回までは夏服だったのに…。上着を脱ぎベルトも外して体重計にのってみたら、なんと体重が前回より3kg増になっていました。自分でもびっくり。。。
1時間強待って私の番になり、 前回同様、浮腫と子宮底長、腹囲の測定がありました。
浮腫:(-) 子宮底長:16 腹囲:78
先生の第一声は「3kgは増えすぎだね~」だったと思います。
その後、赤ちゃんの様子をお腹の上からのエコーで確認。もうモニタには全身が映らなくなっていて、体の一部分を確認するような感じで見ていました。全身の様子を見て、「おっ、動いてる~」と思っていた頃が懐かしいです…。
初めて見えたのは赤ちゃんの背骨「おぬしも脊椎動物だのぉ~」と思ってしまいました。臓器は心臓、胃に続いて、肝臓も見えました。
「性別知りたいですか?」と先生に聞かれ、分かるなら知りたい、と答えると、「男の子ですよ。はい、これがペニス」と教えてもらいました。でも、どれがお○んちんなのか、正直私にはよく分かりませんでした。
胎動が段々活発になってきていて、キックというよりは回し蹴りかラリアットかと思うような激しいヤツを食らうことが何度かあったので、思わず「どーりで」とつぶやいてしまいました。しかし、性別については、この後の健診で「女の子に見える」と言われています。まだはっきりとは分からないみたいです…。
超音波をあてていくうちに、先生がさらっと「低置胎盤ですねー」と言いました。私も「あ、そうですかー」、とさらっと受け流しそうになったのですが、ちょっと待てよ、と思って、「特に問題ない、ということですか?」と聞くと、そうではないということが分かりました。
胎盤が子宮の低い位置にあるので、このままの状態の場合、ウチじゃなくもっと大きい大学病院で出産してもらうことになる、と言われました。 いやいや、そちらの病院も私の中では結構大きい病院だと思っていたんですがー?、と突っ込もうかと思ったのですが、動揺していて聞けませんでした。
今おしっこ我慢してますか?と聞かれ、そうです、と答えると、尿がたまっていると胎盤が低く見えることがある、と教えられました。また、これから子宮底部が大きくなっていくので、それに伴って胎盤も上がっていくことが多い、とも教えられました。いずれにせよ、次回の健診で経膣からのエコーをするので、その時に胎盤と子宮の様子を詳しく確認しましょう、ということになりました。
胎盤の位置が低いとどうして大学病院で出産しなければいけないのか、という説明はその時はなかったのですが、WEBで見てみたところ、大量出血を起こす可能性がある、と書かれていました。分娩前に(多分帝王切開になるのでしょうけど)、輸血用に自前のものを採血したりもするらしいです。
一気に雲行きが怪しくなった気もしたのですが、ほとんどのケースで胎盤の位置が上がっていく、と言われたので、あまり深刻にはならず、楽観視していました。
その他、お困りごととして、腰痛の話をしました。ちょうど妊娠6カ月に入った日の帰宅中に、歩いてられないくらいの腰痛が起き、同時に下腹部も痛くなり、お腹が張るような感じがありました。ヤバいような気がする~(>_<)、と思いながら、駅までタクシーで行き、駅上のカフェで1時間位休んで、どうにか電車で空いている席をGetして帰宅したことがありました。
家にいる時も、30分も台所に立っていると腰が痛くなって立ってられなくなったり、日常生活を送るのが結構しんどくなっておりました。
妊娠中期の保健指導で、腰痛予防の「トコちゃんベルト」のお話がある、ということを、病院からもらったパンフレットで知っていたので、是非お話を聞かなければ、と思っていたのでした。
その日に中期の指導がある、ということだったので、診察の後に助産師さんと詳しくお話をするように言われました。
最後に、次回の健診のことについて書かれたプリントを渡されて、説明がありました。
内容は3点で、妊娠7カ月の健診時には糖尿病のスクリーニング検査があること(貧血の検査も同時に行う)、経膣超音波検査を行うこと、妊娠7カ月以上で経過に問題がない場合、助産師さんによる健診を受けることが出来るということ。ただ、私の場合、低置胎盤のままなら助産師外来はなし、と言われました…。
次回が楽しみなような、怖いような、そんな健診になってしまいました。。。
診察が終わった後、妊娠中期の保健指導となりました。
主にトコちゃんベルトのお話になるのですが、保健指導のことは次回の記事で記録したいと思います。
いつも記事が長くなってしまうので、できるだけ短く細切れに、頻度を上げてアップしていこうと思っております。。。
寒くなってきていますので、風邪・インフルエンザにお気を付けください~。
*つづく*