ルトラール服用開始＆講演会

　旦那さんの出張と排卵が重なりそうだったので諦めていた人工受精。hCG5000を投入＆自宅採精という手段で人工授精への道が開けたのに、結局採精できなかったため撃沈した今周期。

　9/12（土）D17に排卵済みの確認とP4（プロゲステロン；黄体ホルモン）の値を確認したくてキネマへ行ってきました。

　最初に内診して排卵済みであることを確認。P4の値は最初の頃は毎周期測っていたんだけど、ここ最近はもう検査せずに問答無用でルトラールを処方してもらっていました。先月治療をお休みして排卵誘発剤のセキソビットの服用もお休みにしていたので、P4の値に変化がでていないか、確認してみたかったのです。ということで、血液検査をして結果を待ちます。

　結果、E2（エストラジオール）は113．1、P4が11．95。P4最低ラインの10はなんとか越えている感じ。お休みにした影響はなさそうです。とはいっても、普通の方のP4値は大体20くらいですから、なんとも心細い数字ではあります…。

　塚越先生から、「どうしましょう、10越えてますし、タイミングもとれなかったということなんですが、黄体補充しますか？」と聞かれました。人工授精の予定日だったD13が多分排卵日だったと思うのですが、一応D11に一度タイミングをとってはいたのです。精子君が生き延びているかどうかはかなり微妙なところだと思うのですが…。（あと、採精の時にだしちゃっていた可能性もあるし…）　ということで、とりあえずいつものようにルトラールを処方してもらうことにしました。最初7日分だったのですが、いつもルトラールを飲み終わった頃に生理になるのがどうも気がかりで、結局10日分を処方してもらうことにしました。先生からは、いたずらに生理周期を延ばすことになっちゃいますけどねー、と言われたんですけどね…。

　今日がD22、ルトラールを飲み始めて6日目になってるわけなんですが、何故か今周期は体温の上がりがイマイチです。いつもルトラールを飲むと高温を維持してくれるのですが…。低温期との差も0．1度くらいしかありません。なんだか心細い体温です。

　人工受精予定だった日に出張に行った旦那さんは先週の土曜日無事に帰ってきたのですが、明日から再び8日間の出張です…。5連休なのに働かなくちゃいけないなんて可哀想…、とは思うのですが、1人になる私も結構侘びしいのですよ。また実家の方へ行ってこようかと思っています。（そして実家でリセットを迎えそう…）

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　D17にキネマへ行ったその足で、新聞の折り込みチラシで見たある講演会へ行ってきました。

　国際医療福祉大学というところが主催の「少子高齢化社会で子をもつこと～生殖医療の最前線から～」という特別講演会で、青山にある山王病院の院長である堤治さんという先生が講師になっていました。堤先生はなんでも雅子妃の出産に尽力した方だそうで。そして山王病院は国際医療福祉大学の関連病院だったんですね。知りませんでした。

　当日参加OKで無料だったのですが、要は大学入学案内のための呼び物だったワケで…。私なんぞが参加していいのか疑問ではあったのですが、一応行ってみました。

　講演は約50分。妊娠の成立と不妊について、生殖医療の進歩と問題点、産婦人科で行う腹腔境手術についてのお話でした。

　妊娠の課程、ということで、受精卵から妊娠10週までの様子を画像で説明してもらったのですが、妊娠10週の胎児がめっちゃ動いているのに驚きました。このころからもう随分人間らしく動くのですねー。

　生殖医療の問題点も色々とお話頂いたのですが、卵子・精子の凍結保存って半永久的にできるんですね。でも死後妊娠の問題があることから、保存は生存中に限ることになっているそうです。

　医療のお話、ということなので、若干グロい画像も見てしまい…。世界陸上の南ア選手で話題になってますが、XY染色体の女性についても不妊として取り上げられました。Y染色体を持つのは本来男性だけなのですが、女性でもY染色体を持つ方がいて、外見の性的特徴は女性だけど卵巣がないんだそうです。で、その陰部があからさまにばーーん、と映し出され…。ちょっと恥ずかしかった。

　また、最後の方で腹腔境手術のシーンを見せていただいたのですが、ちょっと見てられない感じ…。ワタワタして挙動不審者のようになりながら見てしまいました。医療関係の仕事に就くのは私には絶対無理だろうな、と思ってしまいました…。

　色々な不妊となる要素があり、今の医療はあたかもそれらを全部クリアしているかのように見えるのですが、それでも妊娠しないのはなんでなんだろーなー。貴重な映像と、現場の様子を見させてもらったのは良かったと思います。

　講演者の堤先生も、映像の合間合間に旅の画像を「あ、間違っちゃった」みたいな感じで見せつつ、最後はその旅の映像で締めの挨拶をされる、というちょっとお茶目な方でした。不妊治療でもこんな力の抜けた感じの雰囲気って大事ですよね。

　不妊治療も色んな方の力で続けることができていると思います。どうか実を結ぶ日がきますように…。

タグ：不妊 キネマアートクリニック ルトラール hCG

コメント 5

こんにちは☆
旦那様、連休は出張なんですね。
うちのあざらしも明日から出張で、連休は留守です～（´Д｀。）
私は家にひきこもってダラダラ過ごしてしまいそう。。。

妊娠１０週っていうと、まだ頭臀長さ３～４ｃｍ程度ですよね。
まったく何も感じなかったけど、その頃から人っぽく動いてるんですね！
病院で見る１～２分の超音波ではほとんど動いてなかったなぁ
寝てたのかしら？
医療系のスライドやビデオって、結構１８禁的な場面がドーン！と
出たりしますよね＾＾；
母親学級で見るビデオでも、出産シーンとか包み隠さずバッチリ
写ってるらしく、私もきょどっちゃいそうです（；￣ー￣A 汗･･･

山王はセレブな病院、不妊治療の先駆け的な病院、ってくらいしか
知りませんでしたが、国際医療福祉大学と同じグループなんですね～
堤先生、東大の研究費の一件では大変でしたが、ご活躍されている
ようでなによりです。
堤先生は旅がお好きなんでしょうかね☆
講演をする先生は、自分の趣味の写真とかを混ぜたりして、聴衆が
飽きないようにいろいろ工夫されてますよね♪

pawpawさんは方々足を運んでいろいろと勉強されててえらいワ～
私は仕事を辞めてからすっかり出不精になっちゃって、調べ物も
ほとんどネットに頼りきり。。。情報が偏ってるような気がしてます。
外に出かけて五感を使って知識を得るというのは大切ですよね☆
私も見習わなくっちゃ！

by ah*yea (2009-09-18 14:25) 

ah*yeaさん、
あら、あざらしさんも連休中に出張ですか？
我らお残り部隊ですね…。(´･ω･)

妊娠10週の赤ちゃんはすんごい動いてて「うぉ～」って思いましたよ。ぐにゃぐにゃしてるんだけど、手足がちゃんと分かる感じで感動しました。
出産シーンもグロそうですね…。でも自分が体験することだからしかと見ておかなきゃいけないんだろうけど…。グロいの苦手なんだよな～（とまだ妊娠もしていないのに心配になってみる…）。

堤先生って一件あった方なんですね。それも知らなかった（＾＾；。
ah*yeaさんはインフルエンザに感染しないためにも、出不精でOKなくらいではないでしょーか。
でも最前線の方からお話しいただく、というのも新鮮でした。たまには講演会もいいもんですね。
by pawpaw (2009-09-18 22:30) 

おつかれさま。
少し勉強になったみたい
ですね！講演は。。　大丈夫！！
＾＾。心配ないよ♪　がんばれ☆
by しげ (2009-09-19 14:26) 

pawpawさん、いろいろお勉強されてますねぇ＾＾
私はめんどくさがりなので、みなさんのブログでいろいろと
情報獲得してますｗほんと勉強になります！！
１０週でそんな活発に動くんですか♪
妊娠されている方のブログでは、１０週で動いたと書いて
いる方はいないから、小さくてわかりずらいんですかねぇ☆
講演会、お得でしたね＾＾
またどこか行かれた時はよろしくです(＾＾ゞ ｴﾍﾍ


by ★ぴょんぴょん★ (2009-09-19 16:04) 

～コメント＆nice!ありがとうございます～

しげさん、
そうですね、今まで図やイラストなんかでしか見たことのなかったものが実際の画像で見れるのがリアルでよかったです。生殖医療といっても色んな方を対象にしているんだな～、と改めて思いました。
がんばれ☆の応援ありがとうございます！


★ぴょんぴょん★さん、
私はほいほいノリで外出してしまう方なんですが、★ぴょんぴょん★さんの情報収集力には感服です。私も★ぴょんぴょん★さんの記事で色々勉強させてもらってます！
妊娠10週って、そんなに動いているの珍しいんですか？？（＾＾；　特別元気がいい子を見せてもらったんだろーか？？
目にしたor耳にした情報があったら、適宜upしたいと思っています。役に立つまでいかなくとも、刺激になればと思うので…。
by pawpaw (2009-09-19 21:09)